朝から雨ですね、、
今年は日々の寒暖差大きく異常気候。ご高齢の方にはキツい気候ですね

本日朝イチからインプラントオペ2本がありましたが、難なく終了。

午後からは『91才の方の上下総義歯』メタルプレート義歯希望の方です。

紹介で来院された患者さんです。患者さん曰く『最後にもっと良い義歯で美味しく食べたい!』とハッキリとした希望をお持ちです。
現在装着の義歯を検証するに、アンチモンソンカーブ、咬頭対窩が無い、スキーデンチャー
滑りやすい等々、、色々と問題点あり

通常ならば、パイロット(水先案内人)、テンタティブ(プレハブ)等、ネーミングは様々ですが、仮義歯を作り、粘膜の奥行き、深さ厚み等、患者さん固有の状態を再現します。

また顎位を探りながら、適正位置決め

更には筋肉のリハビリ等をしてから最終印象しますが、

患者さんは、車椅子での生活でもあり、本日スナップ印象1回目のアイロンがけ印象、その後即キサンタノ石膏流し10分硬化待ち、即咬合床作りバイト噛み合わせ採得後、これからが肝心!
アルギン酸硬めに練り、適合試験!  必須事項
この時は、フィットテスターはダメですね
流れ過ぎてしまいます
粘稠具合が重要!

コシがある材料により、丸み厚みが再現されます。
2回位調べ、過長部分削除

最後に、亀水社のコンディショナーを適正比率で練和
上は、即填入
下は、垂れ流れなくなったら挿入
秘訣ですね
その後、ボクシングして石膏ながし、後は咬合器付着

次回は、上14本配列、下は前歯6本配列し、再度顎位決め
更に辺縁丸み厚み確認し、シリコーンによる、口座印象します

この一例の流れから完成までは
ブログ通じてアップしたいと思います

『噛める義歯』を真剣に取り組む工程は考えながら地道な作業の連続ですが患者さんの喜びの為に楽しみながら仕事が出来ます!
『常に自分磨き!』
スタッフ全員の合言葉です

理事長 須田寛昌

新大久保歯科医院