(左上大臼歯)

連日の難症例オペが続く中、本日のオペは特別の高難度症例2件を想定し、ベテランのスタッフを配置、術前のシュミレーションも入念に確認しオペに挑む日だったようです。

午前の部は左臼歯部のソケットリフトオペで2本のインプラント埋入。
残存骨2ミリ程度の薄い歯槽骨に埋入するは、なかなか難儀な症例です。
このような症例ではただ埋入するだけではダメで上部構造の冠と根の比率も考えなくてはなりません。
SC A(上顎洞挙上術に際し、低侵襲でシュナイダー膜を挙上/骨造成を速やかに行う為のドリルキット)でスペースを確保。

オペのタイミングに合わせて『多血小板血漿療法』自己採血で濃縮血小板を作り、柔らかいクッション剤のC GFメンブレンを完成し、スペースに填入。その後、静かに3次元的方向に人工骨を振り分け、上顎洞内をドーム状に押し広げていく。

※多血小板血漿療法

血小板の中にある『成長因子』は本来人間に備わった自然治癒促進パワーがあります。血小板を倍増させ高濃度に濃縮させた液状成分を利用する療法

最後に最近多用かする秘密兵器のデンサーバー登場‼︎

柔らかい骨質を緻密化しながら骨削片を押し込み、ワイドインプラント埋入へ!

骨の高さが無くても、密着値は70を超えて
計画的治療工程での良好値ですが、執刀医は今更ながら『ヘェー‼︎驚きの良好機材‼︎』と、、

自分の計画治療を自画自賛 σ(^_^;)、、

まぁ、確かにオペ中のポジョションで腰痛ぶり返す姿勢にも関わらず集中している懸命さに午前もAll right (^_^)v

午後のオペもベストパフォーマンスを!

院長

 

 

 

新大久保歯科医院