こんにちは、新大久保歯科の山田賢典です。
ただいま金属床総義歯の製作中です。

この方はもともと部分入れ歯が装着されていました。歯の根っこがボキッと折れているものと、他の3本の歯も歯周病が進行して土台の骨がほとんど無くなっていることから、やむなく抜くことに…
患者様もずっと放っておいて心配だったとのこと、勇気を出して来院下さったことでしょう。

まずは部分入れ歯を総入れ歯の形に大改造しました。


すり減った噛み合わせを再構築し、ピタッと隙間をなくします。歯を抜いたその日のうちに噛めるように治療しました。

須田理事長の勉強会で口が酸っぱくなるほど教えられている、、義歯を製作する際は、

『現在の患者さんの不満を解消しながら新規作製が鉄則!』
『神経筋機能を整えてから!』

この鉄則を念頭に2ヶ月間は改造した義歯を使ってご飯を食べて頂きながら、細かい部分の修正を加えます。歯を抜いた跡が治るのを待ち、本日、最終型取りとなりました。


型取りには改造した入れ歯を利用して、よりフィットできるようにしています。
口の複雑な動きに対応するためには、辺縁の丸み厚みを模型に再現することが不可欠!

ボクシング作業中

理事長から教えて頂く一連の義歯製作は、このボクシング作業もキチンと覚えなさい!と

先輩の猪子医師と僕に訓示されます

《旧義歯を改造し、このボクシング作業工程をキチンとやれる代診医は中々いない》

《だから君達は新大久保歯科に就職した意味がある様に、難しく面倒な工程もキチンと理解して出来るようになるべきだ!》と。

工夫して、石膏を注入します。

ここで深掘りしていきます
入れ歯を改造して型取りに利用することは大きな利点があります。
改造して噛めるようになった入れ歯で型をとることで
粘膜の厚い所、薄い所がある口の中の状態をより正確に記録できます。

 


粘膜は力のかけ具合で簡単に形が変わってしまいます。指、手の平と同様です。

こうして完成する入れ歯は、調整が僅かで終わります。

完成義歯を装着しましたら又、UPします。

理事長の様にやり甲斐のある治療が楽しみになる歯科医師を目指します!

 

新大久保歯科医院