今回は保険適応範囲内で製作した総義歯

歯槽骨が著しく吸収して義歯が

『カパカパ外れる』『痛い』『噛めない』の主訴で来院のケースです。

義歯の装着を著しく障害する顎堤とプラプラな歯肉を旧義歯を使いながら修正し(自費金属床と同じく)最終的に解剖学的吸着を得たところで新しい義歯を作成したケースです。

これは私が学生時代に(35年以上前)実習で作った下顎総義歯..💧..当時は『綺麗に出来たじゃん‼︎』くらいに思ってましたが..今みると恥ずかしい程に総義歯の何たるか⁈が分かっていないダメ義歯ですww..

保険の義歯は残念な事に安定するのは最初の数ヶ月だけ。よく噛める義歯ほどプラスチックの歯は日々削れていき程なく顎堤に吸収を起こします。

人生60年ならOKですが..10年後..20年後はどうする⁈..大きな課題です。

院長

新大久保歯科医院