成人の歯周病をギリギリまで歯を残すことは歯科医師としての使命ですが、『引き際』の見極めをミスチョイスすると..歯槽骨が崩壊しその後の補綴(義歯やインプラント)が非常に難しくなります。義歯は外れ易く、浮き上がり咀嚼.嚥下が思うように出来ない。義歯が当たって傷を万年作ると最悪の場合は悪性に転化してしまうことも。歯槽骨がなくなり義歯補綴が難しい症例は歯科医師にとっても難儀です。私達は実際の患者さんにご協力いただき指導医.須田寛昌医師に定期的に学んでいます。旧義歯の改造で『どこに』『なぜ』『どうすれば』の疑問を手際良く教えて頂いています。3時間かけてその場で改造した義歯は生まれ変わり患者さんの『痛くない』『噛める』『顔貌が整った』との喜びの言葉に疲れ吹っ飛んで、スキルの重要性を実感します。

新大久保歯科医院